「アッアア…ああダメ…ま、た、くる…ッッッ!!!」
今日も脂の乗った体を揺らして喘いでいるこの中年デブオヤジは残念ながら私の奴隷である。
アナルに指を突っ込まれて絶賛【ところてん】を満喫中だ。
前回初めての【ところてん】を経験した男は、そのなんとも言い難い新しい感覚の虜になったという。
今日で調教は3度目だが、前回から2週間ほどしか経っていないのに珍しく我慢ができないと泣き言を漏らすほどだった。
───あーぁ。イッたっていうのにずっと勃起しっぱなしね?恥ずかしくないの?どれだけ出せば気が済むの?ほら、、また来てる。
男のアナルを弄りながら今日の調教のことを考えていた。
男が虜になったのは【ところてん】であり、アナルではない。
結局はアナルを通してチンコを弄っているに過ぎないのだ。
───今日はね、これを使おうと思うのよ。
私はエネマグラを取り出した。
男にも知識はあったようで興味津々だ。
───エネマはね、誰でも必ず気持ちよくなれる魔法の道具じゃないのよ。頑張って頑張って諦めなかった人だけが気持ちよくなれる道具なの。イケるようになるまでには時間がかかるわ。お前に出来る?
「そうなんですね…でも、がんばります!」
───さすがね、じゃ早速始めるわよ。
すでにぐちゃぐちゃのアナルにエネマをゆっくりと挿入する。
「んっ」
男が小さく鳴くとなんの抵抗もなくエネマは飲み込まれていった。
───じゃ、シャワーを浴びてきなさい。
「え?」
調教が始まってまだ一時間ちょっとでのシャワー指示に驚いた男に有無を言わせぬよう目線を送った。
「はい、行ってきます。…あっ!」
男はへっぴり腰でうずくまっている。
エネマが前立腺に直接刺激を与えていて苦しいのだろう、ヘコヘコとおかしな歩き方で風呂場へと消えていった。
5分ほどして男が出てくると私は男にガウンを着せベッドに入れ、体が冷えないようにすると隣へ座った。
───これからはとにかくリラックスすることが大切よ。
いい?よく聞いてね。
まずはアナルに力を入れたり抜いたりを繰り返すの。ずっと、ずっと繰り返すのよ。わかった?
「はい、こ…こうですか?」
見えてもいないのにそんなふうに聞かれてどう答えろというのか(笑)
───そうそう、がんばって(笑)
「あ、すみません(照)」
───そうだ、ドリンクとフード頼むから何が良い?私は、お茶とドリアかな。
「僕もお茶とざる蕎麦を」
───んー。温かい食べ物…ラーメンにしなさい♪
「え?あ、は、はい?じゃそれで。女王様、ラーメンお好きなんですか?」
───んー。そうね。(ニコッ)
注文を終えて運ばれてくるまでの間、とてもリラックスした穏やかな時間を男と過ごした。
男は終始力を入れたり抜いたりを繰り返している。
時折「んっ」と声が聞こえるが、それは感じているからではなくアナルの筋肉が疲れてきているんだろう。
───目を閉じて集中してね。アナルとお腹がジワーってなるから。その感覚をおっきくおっきくしていくのよ。
「はい、まだジワーは分かりませんが頑張ります!」
ここで私は大変なことに気がついてしまった。
なんと、自分が提案した超リラックス前立腺開発調教に飽きてしまったのだ!
そうだ、私は極度の飽き性だった…
なんだろうこのほのぼの感。
決してダメではないけれど…つまらない!
男に告げることなく心の中で、ほのぼの調教の終わりを告げた。
ピンポーン。
男が品を受け取るとテーブルにトレーを置いた。
───じゃ、早速食べましょう♪
さ、ここに四つん這いになりなさい。
先程までの和やかでにこやかな表情とは打って変わり、穏やかな声の中に緊張感を漂わせる。
男は前回の調教とラーメンである理由を理解したようだ。
明らかに表情がこわばった。
ラーメンもドリアも作りたてほやほやで湯気が立っている。
男はゆっくりと四つん這いになった。
「ぁあ!」
四つん這いになろうというところで男が叫んだ。
エネマが良いところにでもあたったのだろう。
確かにエネマを入れた状態での四つん這いは初心者には辛い。
とはいえ前回のアナルの拡張具合を考えても無理ではないはずだ。
───いい?お前は今から私のテーブルよ。少しでも動けばお仕置きがあるからね。
「はい、女王様の家具に慣れて光栄です。」
───そう、じゃあ。
私はラーメンをトレーごと男の背中にのせた。
───いただきまーす♪
ズルズルズルッ!
勢いよく麺をすするとチュルンと麺が汁を飛ばした。
汁はしっかりと男の背中に落ちた。
「アウッ!…ああっっ!」
ズルルルー。
「あっつ!!!…ヒィア!!」
───あーあ、動いちゃった。お仕置き決定ね。
「申し訳ございません。」
男は熱さで声を出して動いては身を捩ったせいでエネマでさらなる刺激を受けていた。
動かずにはいられないだろう。
アナルはヒクヒクと動いている。
男が動かしているのか刺激で動いているのかはわからないが、男の額からは汗が流れ出していた。
私はラーメンをテーブルに戻すと、四つん這いの男の背中に足を載せスツールにした。
今度はテーブルにあるドリアをスプーンですくって、口まで運ぶ途中に男の背中に落としてしまった。
「アッッツゥッ!!!…アっ!アアアっつ!」
もう何に叫んでいるのか分からなくて面白い(笑)
私が飽きてさえいなければ男は今でもあのままベッドで優しく前立腺開発をされていただろうに…かわいそう。
───あぁ、ごめんなさいね。
落としちゃった。床じゃないからまだ食べられるわよね!はい、あーんしてあげる♪
スプーンいっぱいの熱々ドリアを口に放り込んだ。
男は悶絶している、猫舌だろうか?
理不尽でいじめられる男を見るのは本当に面白い♪
この時私は心から笑っていた。
男が突然ビクっとした。
熱いものは落としていないはずだ。
男の顔を除くとキョトンとしている。
(これはいけるかもしれない)
そう思った私は、一旦休憩のためエネマを取り出し食事をしてからあることを試そうと考えていた。
食事が終わった男に低いトーンでこう告げた。
───休憩は終わりよ。
お前は私の言い付けを守らずに動いた罰を受けなければならないのよ。
「はい、どんな罰もお受けします。」
私は男を壁に向かって立たせた。
ヒュン!ヒュン!
何かが空を切るおとがする、鞭だ。
私のお気に入りの8条のバラ鞭が男を狙っていた。
男に対してハッキリとした苦痛を与えるのは初めてだ。
果たして耐えられるか。
別に耐えられなくても良い、私の気の済むまでやるだけだ。
私は男に再びエネマを装着すると鞭を振り下ろした。
ヒュン!
「アアッッ!」
バシッ!
「うっああっっ!!!」
男のアナルが叩く度にギュンギュン締まるのが見た目にもはっきりと分かる。
バシンッ!
「ヒィアア!!」
…。
───あーあ。こんなに真っ赤に…綺麗になっちゃって。
男は苦しそうに肩を揺らして息をしている。
私は男の熱を帯びた尻を爪でそっと撫でた。
すると男は先程のようにまたビクビクと体を震わせた。
明らかに前立腺が感じてきているようだ。
男は気がついているだろうか。
───大丈夫?ビクビクしちゃって、そんなに鞭が気持ちよかったの?
これが好きならもっとしてあげなくちゃね♪
私は更に10発ほど男に鞭を振り下ろした。
全て終わった時、男は涙目だった。
───頑張ったわね。じゃ、ご褒美あげなくちゃね!
「ぁ…ありがとう、ございます。」
小さい声で返事をするのがやっとな男をベッドに仰向けに寝かせると私はエネマを揺さぶった。
「あっ!あああ!!!いや、あああ!」
男の前立腺はほぼ出来上がっていた。
これまでの調教で敏感になった前立腺を揺さぶる。
「あああ!ご主人さま、変ですああああ!」
(だれがご主人さまだ!)と心のなかでツッコミを入れたのは言っても聞こえてないだろうし言ったことすら覚えていであろうことが容易に想像が着いたからだ。
───変?変ってココが?(エネマを揺らす)
それともお前が?大丈夫お前は元々おかしいんだから今更壊れてもなんの問題もないわ。
───安心して壊れなさい。
「あ…や、ばぃ。ああ、、、あっ。あっ。あぁ…ック!!!あぁ…!」
エネマがアナルにすごい勢いで引っ張られる。
男の表情が深い快感に堕ちているのが分かる。
私はゆるゆるとエネマを動かし続ける。
男は快感の絶頂を未だ旅しているようだ。
小さく「あっ」と声を出しながら目を見開いている。
男の体の緊張が解けた。
───おかえりなさい。ドライオーガズムの旅はどうだった?
「あ…女王様…」
男の目には涙が浮かんでいた。
初めて体験したドライオーガズムに感動したのか、男はポロポロと涙を流した。
不覚にも可愛いと思ってしまった。
ドライオーガズムは女性の中イキに相当するが、男のチンコでは味わうことの出来ないレベルの快感だ。
普通に生きていれば知らなくて当然だ。
それに産まれて初めて触れたのだ、泣くほど感動するのも無理はない。
私は男をそっと抱きしめると耳元で優しくつぶやいた。
───もう、戻れないわよ。
男はそっと頷いた。
